クリスマス限定メニューのお知らせ

BUNDANではクリスマス限定特別メニューとしまして、「うなぎとごはん ¥4,800(単品) ¥5,000(セット)」をお出しいたします。

 

『太宰治 メリイクリスマス』

1947年1月中央公論から出版された、太宰治の短編小説「メリイクリスマス」。
事実を元に書かれたとされているこの小説は、主人公である笠井が津軽から東京に移住してきた11月中旬の話からはじまります。相変わらず何も変わっていない東京に少々の文句が入りつつ、生活をはじめた12月。笠井の思い出の女の人の中で、唯一の存在であった人の娘と本屋で出逢います。ひさしぶりにそのひとの家を訪れたところで、そのひとが亡くなっていたことを知ります。駅に引き返す途中、そのひとが好きだったうなぎを食べに屋台の暖簾をくぐるのです。
この小説に登場する「そのひと」のモデルとなった人物は実在するとされ、太宰治が『メリイクリスマス』を執筆している当時、病床に伏せていたとされています。林聖子の『風紋25年』の中でその後の話として「それから半月ほどして、着物姿の太宰さんがわが家に来られた。そして、懐から『中央公論』新年号を取り出し、ひどく真面目な顔をして、『これは、ぼくのクリスマスプレゼント』といった。」と残されています。

クリスマス限定特別メニューとして「うなぎとごはん」を10(木)〜24(木)まで提供致します。

国産の大ぶりで肉厚なうなぎを蒲焼きにし、炙ったものをタレとともにごはんにのせています。和歌山県産の3種類の山椒(青い山椒、完熟した赤い山椒、柚子香る山椒)とともにご賞味下さい。
※お二人様からでお召し上がり頂ける大きさになっております。
※数量に限りがこざいますので、予め御了承下さい。

廉直な心で相手を思っている太宰治の気持ちを想像しつつ、ぜひお召し上がりください。

 

ご来店、お待ちしております。

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