BUNDAN

日本近代文学館

営業時間9:30 ~ 16:20
ラストオーダー 15:50

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珈琲 Coffee

芥川 AKUTAGAWA ( Brazil )

¥800

芥川龍之介をはじめ、高村光太郎、菊池寛、与謝野晶子から宮沢賢治に至るまで多くの文士が通い、日本におけるコーヒー文化発祥の地とされる「カフェーパウリスタ」。1913年(大正2年)、銀座にオープンした同店が提供していたのは、ブラジルコーヒーであり、「銀座にブラジルコーヒーを飲みに行こう」というのが「銀ブラ」の語源だとも言われています。BUNDANでは、当時提供されていたであろうものを再現。ピールのような酸味とナッツのような甘さが特徴のこのコーヒーを「AKUTAGAWA」と名付けました。

僕等は金の工面をしてはカッフェやお茶屋へ出入した。
彼は僕よりも三割がた雄の特性を具えていた。
ある粉雪の烈しい夜、僕等はカッフェ・パウリスタの隅のテエブルに坐っていた。
---- 芥川龍之介『彼 第二』

寺山 TERAYAMA ( Ethiopia )

¥800

世界で最初に飲まれたコーヒーであると同時に、日本人が最初に飲んだコーヒーであるとも考えられるエチオピアのモカコーヒー。フルーティな香りとさっぱりとした後味が特徴のモカコーヒーを引き合いに出し、寺山修司は「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」という石川啄木の短歌を本歌取りして、こう詠んでいます。

ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
---- 寺山修司『空には本』

鷗外 OUGAI ( Mandheling )

¥800

18世紀、オランダはジャワ島で生産したコーヒーを安い値段でヨーロッパに持ち込み、大成功をおさめて以降、19世紀半ばに至るまでヨーロッパのコーヒーといえばジャワコーヒーでした。明治維新以降、森鷗外をはじめとしたヨーロッパへの留学組は、スパイスを思わせる独特の力強い味わいを楽しみながら、西欧文化を感じ取っていたのではないでしょうか。その後、ジャワコーヒーは、スマトラ島で栽培されるマンデリンコーヒーに受け継がれ、現在に至っています。

伯林のUnter den Lindenを西へ曲った処の小さい珈琲店を思い出す。
Café Krebsである。
日本の留学生の集る処で、蟹屋蟹屋と云ったものだ。
---- 森鷗外『ヰタ・セクスアリス』

敦 ATSUSHI ( Mocha-Java )

¥800

明るい酸味とフルーティなフレーバーを持つモカと、コクや深みが強いジャバ、全くタイプの異なる両者をブレンドして生み出された世界最古のブレンドがモカジャバです。そんなモカジャバの特徴を、軽妙な語り口の文体と格調高い漢文調文体を使い分けた、孤高の文学者である中島敦に見て、BUNDANではこのブレンドを「ATSUSHI」と命名しました。複雑かつ透明感のあるバランスの良い味わいをどうぞ。

わが歌は朝の瓦斯にモカとジャヷのコーヒー煮つゝよみにける歌
---- 中島敦『放歌』

寺田寅彦の牛乳コーヒー

¥900

30歳の頃(1909年)にベルリン大学に留学し、以来根っからのコーヒー党であった寺田寅彦。しかし実はコーヒーとの出会いは、幼少期にまで遡るようです。

BUNDANではこの一文をもとに「牛乳コーヒー」を再現。牛乳でコーヒーを煮出すスタイルによる、どこか懐かしく、素朴でエキゾチックな味わいをお楽しみください。

始めて飲んだ牛乳はやはり飲みにくい「おくすり」であったらしい。
それを飲みやすくするために医者はこれに少量のコーヒーを配剤することを忘れなかった。
粉にしたコーヒーをさらし木綿の小袋にほんのひとつまみちょっぴり入れたのを
熱い牛乳の中に浸して、漢方の風邪薬のように振り出して絞り出すのである。
とにかくこの生まれて初めて味わったコーヒーの香味は
すっかり田舎育ちの少年の私を心酔させてしまった。
すべてのエキゾティックなものに憧憬を持っていた子供心に、
この南洋的西洋的な香気は未知の極楽郷から遠洋を渡ってきた一脈の薫風のように感ぜられたもののようである。
---- 寺田寅彦『コーヒー哲学序説』

アイスコーヒー

¥850

アイスカフェオレ

¥900

上記の「芥川」「寺山」「鴎外」「敦」の中から日替わりでご提供しています。その日の豆の種類については、スタッフにお尋ねください。

お茶 Tea

ベーリング行列車の紅茶 (HOT/ICE)

¥800

宮沢賢治の心象世界にある理想郷である「イーハトヴ」。そこから、ベーリング行の列車に乗った人々を描いた物語『氷河鼠の毛皮』の中で、乗客に紅茶が提供されるシーンがあります。極寒の風が吹きすさぶ中、列車に揺られながら飲む紅茶を想像しながら、ぜひお召しあがりください。

『紅茶はいかゞですか。紅茶はいかゞですか』
白服のボーイが大きな銀の盆に紅茶のコツプを十ばかり載せてしづかに大股にやつて来ました。
『おい、紅茶をおくれ』イーハトヴのタイチが手をのばしました。ボーイはからだをかゞめてすばやく一つを渡し銀貨を一枚受け取りました。
そのとき電燈がすうつと赤く暗くなりました。
----宮沢賢治『氷河鼠の毛皮』

ロイヤルミルクティー (HOT / ICE)

¥900

ドン・ザッキの烏龍茶

¥600

大正・昭和期に戦闘的ダダイストの詩人として活躍した、ドン・ザッキ。林芙美子の自伝には、烏龍茶を飲ませる家で開かれた詩の展覧会でドン・ザッキと出会うシーンが描かれています。

(十月×日) 渋谷の百軒店のウーロン茶をのませる家で、詩の展覧会なり。ドン・ザッキと云う面白い人物にあう。おかっぱで、椅子の間を踊り歩く。紙がないので、新聞紙に詩を書いて張る。
----林芙美子『放浪記』

ソフトドリンク Soft Drink

谷崎潤一郎の炭酸水(ペリエ)

¥700

その内に僕等は裏神保町の或カッフエへ腰を下した。何でも喉の渇いたため、炭酸水か
何か飲みにはひつたのである。僕は飲みものを註文した後も、つらつら谷崎氏の喉もとに燃えた
ロマンティシズムの烽火を眺めてゐた。 (芥川龍之介「谷崎潤一郎氏」)

灰色のコカコーラ ( 中上健次「灰色のコカコーラ」から )

¥600

ジンジャエール

¥600

オレンジジュース

¥600

アップルジュース

¥600

ミルク

¥600

夏目漱石のあたたかいチョコレート

¥900

1909年(明治42年)6月から10月まで東京朝日新聞と大阪朝日新聞に連載されていた夏目漱石の『それから』。裕福な家庭に生まれ、定職に就かず親からのお金で生活をしている主人公の代助が友人である常次郎の妻・三千代に恋をし、共に過ごす決意をするまでの物語です。物語の途中、家に遊びに来た甥の誠太朗に、代助がチョコレートを勧める場面があります。「誠太郎、チョコレートを飲むかい」「飲む」。この物語の舞台となった時代に飲まれていたような、あたたかいチョコレートをイメージしてご用意したメニューです。ぜひお試しください。

葡萄酒 Wine

かくて汝は飲まん、変らざる「葡萄酒」を、その酒の力、その酒の甘さ、その酒のよろしさ、汝が血のうちに不死の生命をはぐくまん。
---- ヴェルレーヌ『葡萄酒詩』

グラス 赤 / 白

¥800

ボトル

¥3,000〜

カテナ アラモス エクストラ ブリュット ( スパークリングワイン )

ボトル ¥4,000

堀口大學のシャンパン

ボトル ¥9,500

麦酒 Beer

ヱビス Yebisu

¥800

筒袖の下女が、盆の上へ、麦酒を一本、洋盃を二つ、玉子を四個、並べつくして持ってくる。「そら恵比寿が来た。この恵比寿がビールでないんだから面白い。さあ一杯飲むかい」と碌さんが相手に洋盃を渡す。
---- 夏目漱石『二百十日』

ケストリッツァーシュバルツ Kostrizer Schwarz

¥1,000

文豪ゲーテが愛した黒ビール。ドイツ、チューリンゲン州のバートケストリッツで造られるこのドイツビールは、ドイツで最も有名な黒ビールの一つで、18世紀頃から広く知られるようになりました。このケストリッツァー シュヴァルツビアの特徴は、ビターチョコレートようなスパイシーな香りを持ち、クリーミーな泡が一層このビールの旨さを引き立てています。その名でもあるシュヴァルツとは、ドイツ語で「黒」を意味します。

渓流(たにがは)で冷やされたビールは、青春のやうに悲しかつた。峰を仰いで僕は、泣き入るやうに飲んだ。ビショビショに濡れて、とれさうになつてゐるレッテルも、青春のやうに悲しかつた。しかしみんなは、「実にいい」とばかり云つた。僕も実は、さう云つたのだが。
---- 中原中也『渓流』

ウィスキー Whisky

トリス(シングル)

¥700

トリスハイボール

¥900

開高健が現サントリーのコピーライターをしてトリスウイスキーブームを築いたのは有名なお話。

「人間」らしくやりたいナ
トリスを飲んで「人間」らしくやりたいナ
「人間」なんだからナ

文人に愛されたオールド・パー

シングル(Single) ¥800  ダブル(Double)  ¥1,100

オールド・パーのボトルは、倒れることなく斜めに立ちます。その姿から昭和の時代ではステイタスシンボルと言われ、「右肩上がり」「決して倒れない」と昭和の政治家、文人たちを筆頭に縁起を担ぐ日本人に愛されていました。『錯乱』、『鬼平犯科帳』、『真田太平記』などの作品を残した小説家・池波正太郎はウイスキーがとても好きだったようで、『食卓の情景』では「ぐいぐいとウイスキーをのみ、のみつつ書くことが一年に数度はある」と書かれています。

果実酒 Fruit wine

太宰治のりんご酒 ストレート(冷・温)又はロック

¥900

青森県北津軽郡金木村で生まれ育った太宰治。故郷の匂いのするりんご酒をぜひ、お召し上がり下さい。(原材料も全て青森産を使用したりんご酒を青森から取り寄せております)

「リンゴ酒でなくちやいけないかね。日本酒も、ビールも駄目かね。」と、N君は、言ひにくさうにして言ふのである。
 駄目どころか、それはリンゴ酒よりいいにきまつてゐるのであるが、しかし、日本酒やビールの貴重な事は「大人おとな」の私は知つてゐるので、遠慮して、リンゴ酒と手紙に書いたのである。
----太宰治『津軽』

日本酒 Rice Wine

坂口安吾の清酒 越の露

一合(180cc) ¥1,000  四合(720cc) ¥4,000

「越の露」は、安吾の姉が嫁いだ新潟県松之山町(現在の十日町市)でかつて越の露醸造がつくって
いた銘柄を、平成になって新潟第一酒造が復刻させたお酒です。安吾の知人たちにもよく飲まれてい
たお酒のようで、『坂口安吾全集02』収録の「新潟の酒」には、「尾崎士郎氏が月々の酒代に怖れを
なして相談をもちかけてきたので義兄の紅村村山真雄が『越の露』の醸造元であり、かねて知人関係
へは一斗十円でわけてくれる例があつたところから、紹介した。これが非常な好評で、尾崎方で一杯
グッとひつかけた輩がわれもわれもと紹介状を書かせにくる」と残されています。

おつまみ Snacks ( 9:30 〜 )

ミックスナッツ

¥300

モーニング Morning ( 9:30 〜 11:00 ※平日のみ )

坂口安吾の焼鮭サンドイッチ (サンドイッチ・サラダ・スクランブルエッグ・コーヒー)

ドリンクセット¥1,100

1906年(明治39年)、新潟県に生まれ、無頼派を代表する作家として活躍した坂口安吾。44歳のときに記した「わが工夫せるオジヤ」の中では、表題にあるオジヤとともに、パンの食べ方についても説明されています。 安吾は、幼少期より胃が弱かった上、酒と煙草の習慣のために体調を崩しがちでした。そんな彼が自身の身体を労るためにオジヤと並び好んだのが、故郷・新潟の郷土料理を自らアレンジして作った焼鮭サンドイッチだったのです。BUNDANでは、このサンドイッチをアレンジし、じっくりと醤油に漬け込んだ焼鮭に玉ねぎとパプリカの食感を加え、朝食に合う爽やかな味に仕上げました。 BUNDANオリジナルのブレンドコーヒーとともにお召し上がりくださいませ。

朝食 Breakfast ( 9:30 〜 )

レバーパテトーストサンドイッチ (豚肉と鶏レバーのパテのオープンサンド、スクランブルエッグ)

単品 ¥1,250 ドリンクセット ¥1,600

1928年(昭和3年)の11月から大阪毎日新聞と東京日日新聞に連載された谷崎潤一郎の小説『蓼食う虫』。その中に登場する主人公の一人である美佐子が、夫と子どもを置いて家を出ることを決めた場面で作っていたのがトーストサンドイッチです。縦に二つに切った酢漬けの胡瓜を細かに刻み、ソーセージと一緒にパンにはさんで作ったというトーストサンドイッチをBUNDAN風にアレンジ。トーストはブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」の「パン・ド・ミ」を使用しました。クラムのしっとりとした味わいをお楽しみください。

「ハードボイルド・ワンダーランド」の朝食セット ( ソーセージ、サラダ、マッシュポテト、フランス・パン )

単品 ¥1,200 ドリンクセット ¥1,550

1985年(昭和60年)6月、新潮社・純文学書き下ろし特別作品として生まれた村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。「ハードボイルド・ワンダーランド」における主人公・私の最後の晩餐(朝食)を再現しました。トマト・ソースで煮込んだストラスブルグソーセージと、キャベツとピーマンのサラダに加え、フランスパンには、三軒茶屋にあるブーランジェリーの名店「シニフィアン・シニフィエ」のものを使用しています。作中の主人公と同じように、ぜひコーヒーと共にお召し上がりください。

シャーロック・ホームズのビールのスープとサーモンパイ (サーモンパイ、ビールのスープ、サラダ)

単品¥1,100 ドリンクセット¥1,450

アーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ・シリーズ」の中で、ハドスン夫人のアパートで共同生活をしていた名探偵のシャーロック・ホームズと医師のジョン・H・ワトスンを魅了した、夫人の特製料理。ホームズ家の食卓を想像しながらお召し上がりください。

フレッシュトマトと揚げナスのフランス風サラダ (フレッシュトマトと揚げナスのサラダ)

単品¥1,100 ドリンクセット¥1,450

寺田寅彦の弟子であり、雪の結晶の研究者であった中谷宇吉郎。随筆家でもあった中谷には、イギリス 人がサラダを作る際、石鹸のかけらをパン切れにこすりつけていた理由を、三十年越しで発見する 「サラダの謎」というエッセイがあります。「石鹸」とは何だったのか。このサラダを食べて当ててみてください。

昼食 Lunch ( 11:30 〜 )

牛めし (牛めし、味噌汁、漬物、卵)

単品¥1,100 ドリンクセット¥1,450

林芙美子が自らの日記をもとに放浪生活を綴った自伝的小説『放浪記』。舞台や映画の原作としても有名な本作品同様、作中で主人公が食す牛めしも、多くの人々に愛されてきました。作中でも、百万円という大金と比較して、牛めしは十銭と触れており、放浪の身の主人公や庶民にとっては親しみのある食べ物であったことが伺えます。そんな日本の大衆料理の代表格である牛めしをBUNDANオリジナルレシピでどうぞ。

ヨロン丼 ( オイルサーディン丼、お味噌汁 )

単品 ¥1,100 ドリンクセット ¥1,450

鹿児島、沖縄周辺の離島・与論島に、森瑤子は1988年(昭和63年)に別荘を建てました。引越し当初、食材がなく、たまたまあったオイルサーディンの缶詰を使ったところ生まれたのが、この丼ぶり。この別荘で 与論島を舞台にした小説 『アイランド』などが執筆されました。

そぼろカレー

単品 ¥1,100 ドリンクセット ¥1,450

小説家だけではなく、デザイナー、編集者など多彩な顔を持った宇野千代は、多くの有名芸術家と浮名を流したことでも知られています。そのうちの一人、東郷青児はカレーが好物で、宇野は東郷との生活の中で、カレー作りの腕を磨きました。そんな彼女が自著『私の作ったお惣菜』の中で、食べ易くもあり、消化にも良いとおすすめする「新機軸のカレー」をどうぞ。

タングシチュウ (タングシチュウ、サラダ、ごはん)

単品¥1,600 ドリンクセット¥1,950

女性による「動物との肉体交流」について考察した太宰治の短編小説、「女人訓戒」。そこで太宰は、英語の発音を良くしようとして週に二回タングシチュウを食べている英学塾の女性とのエピソードを挙げています。食べればLの発音が良くなるというこちら。ぜひご賞味ください。

菓子 Dessert( 9:30 〜 )

檸檬パフェ

単品¥900 ドリンクセット¥1,250

1925年(大正14年)、同人誌『青空』で発表された梶井基次郎の「檸檬」。時代を超えて愛されてきた本作をテーマに、BUNDANオリジナルパフェが誕生しました。レモンピールにレモンジュレ、レモンオイルなど、レモンづくしで彩られた爽やかな甘味をお楽しみください。

三角地帯のチーズケーキ (チーズ・ケーキ、バニラアイス、ベリーソース)

単品¥1,000  ドリンクセット¥1,350

1983年(昭和58年)に刊行された村上春樹の短編小説集『カンガルー日和』に収録されている小編、「チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏」をモチーフにしたチーズケーキです。フィラデルフィアクリームチーズと国産の無農薬レモンピールを使用した濃厚なチーズケーキに、バニラアイスと軽く酸味の効いたベリーソースをあしらいました。二本の線路に挟まれたチーズケーキのような三角形の土地に建つ家で、「彼女」と暮らした「僕」の、貧乏ながらも思い出の詰まった生活を思い浮かべながらどうぞ。

特製生チョコレートケーキ

単品 ¥1,000 ドリンクセット ¥1,350

『堕落論』で有名な坂口安吾が1951年(昭和26年)に伊豆大島を取材し、自身の歴史考察を記したのが「安吾の新日本地理 消え失せた沙漠―大島の巻―」です。同作品の冒頭で安吾は「いわば海の上へスリバチを伏せたようなケーキをおいて、その上に白いクリームをかけて、クリームの中央へチョコレートをかけ、そのチョコレートが二本半クリームの上へ垂れているように見えた」と伊豆大島を描写しています。BUNDANではその表現をもとに、濃厚な生チョコレートとクレームシャンティ、さっぱりとした酸味のベリーの相性が絶妙なチョコレートケーキとして再現しました。

シェイクスピアのスコーン (スコーン、ゴールデンシロップ)

単品 ¥750 ドリンクセット ¥1,100

ウィリアム・シェイクスピアの代表作である戯曲『マクベス』に登場するスクーン宮殿には「運命の石」と呼ばれる石(スクーンの石)があり、スコットランド王の戴冠式はその上で行われるのが慣例でした。スクーンの石に形が似ていることから名付けられたとされるスコーンは、その神聖な来歴ゆえ、ナイフは使わず、手で横半分に割って食べるのがマナーだといわれています。

bundan

〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)

営業時間 / 9:30 ~ 16:20 定休日 / 日曜日・月曜日・第4木曜日 ※文学館に準拠します TEL / 03-6407-0554

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