島木赤彦文学賞に吉村睦人が受賞

8月25日(日)、「第21回島木赤彦文学賞」授賞式が諏訪湖博物館・赤彦記念館にて開催されました。賞状は短歌結社「新アララギ」の前代表である吉村睦人さん(89)に贈呈。選考委員から「赤彦が提唱した歌の世界を踏襲している」という評価を受けました。吉村さんは「多くの人に祝福をいただき本当にうれしい。もうじき90歳になるが生きている間は歌を作り続けたい。これを励みにさらに頑張っていこうと思った」と述べました。
 
参考:島木赤彦文学賞に吉村睦人さん(89)が受賞

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2019.08.28

米黒人女性初のノーベル文学賞作家、トニ・モリスンが逝去

アメリカのノーベル文学賞作家、トニ・モリスンさんが逝去されました。88歳でした。短期間の闘病のあとに、5日夜にニューヨーク市内の病院で亡くなったと発表されました。モリスンさんは1970年に「青い眼が欲しい(The Bluest Eye)」でデビューし、全11作品を残しています。モリスンさんは生前、「私たちは死ぬ。それが命の意味かもしれない。でも私たちには言葉がある。それが命を測るものかもしれない」と語っていました。

参照:米黒人女性初のノーベル文学賞作家、トニ・モリスンさんが逝去

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2019.08.08

芥川賞の選考委員を退任 東野圭吾と高樹のぶ子

日本文学振興会は24日(木)、芥川賞の選考委員を務める高樹のぶ子さん、直木賞の選考委員を務める東野圭吾さんが今月17日(水)を最後に退任することを発表しました。退任に関して、高樹さんは「このたび、芥川賞を卒業いたします。この賞の重みを背負い、支えられてもきました。各々の文学観に基づいて議論し、終われば歓談がはずむ、すばらしい場でした。18年間、ありがとうございました」、東野さんは「執筆に専念するために、退任します。選考会は楽しかったですし、たいへん勉強になりました」とそれぞれコメントしました。

 
参考:芥川賞の選考委員を退任 東野圭吾さんと高樹のぶ子さん

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2019.07.29

ノーベル文学賞の候補が8人に絞られる

ノーベル文学賞選考委員会のアンデシュ・オルソン委員長は、今年10月に2018年と19年の受賞者が2人同時に決まる文学賞について「8人に絞られている」と発言しました。文学賞が2年分合わせて発表されるのは1950年以来になります。
 
参考: ノーベル文学賞の候補が8人に絞られる

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2019.07.25

「魔女の宅急便」原作者 角野栄子、児童文学館建設へ

「魔女の宅急便」の作者である角野栄子さんが、角野作品を伝える児童文学館の建設に向け、東京都江戸川区と連携を強化する確認書を取り交わしました。角野さんは、「江戸川が私の思い出の場所であったように、児童文学館が子どもたちの思い出の場所になれば」コメント。児童文学館は2022年度中の開館を目指しています。
 
参考:東京新聞「角野栄子さん、功績を後世に 児童文学館を建設へ」

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2019.06.06

第7回河合隼雄物語賞に「ののはな通信」 三浦しをんが受賞

5月29日(水)三浦しをんさん著『ののはな通信』が、第7回河合隼雄物語賞を受賞しました。受賞作は、女子校で出会い恋に落ちた少女たちの20年を、書簡形式で綴った物語。三浦さんは受賞について「突然のことに驚いておりますが、このような賞を頂けて大変光栄です。本当にどうもありがとうございます。」とコメントしています。
 
参考:PR TIMES「三浦しをん著『ののはな通信』、第7回河合隼雄物語賞受賞!」

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2019.05.31