寺山修司 同級生のサイン帳から未発表の短歌が発見 

演劇や文学など幅広い分野で活躍した寺山修司が、中学時に書いた短歌が見つかった。短歌は「毬(まり)のごと 打てば跳ねくる心もて 幸を求めん山のかなた江」という句。中学でクラスメートだった大柳マルさん(83)の自宅にあったサイン帳から発見された。
 
参考:<寺山修司>未発表の短歌 青森の中学同級生宅で発見 卒業時、サイン帳に自筆

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2019.05.24

「百年の孤独」の翻訳家 鼓直逝去

5月2日ラテンアメリカ文学者で翻訳家の鼓直(つづみ・ただし)さんが89歳で逝去されました。鼓さんは、ノーベル賞作家ガルシア・マルケス著「百年の孤独」をはじめ、アストゥリアス「緑の法王」、ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」、ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」などを翻訳。ラテンアメリカ文学研究の第一人者として、70年代ラテンアメリカ文学のブームを牽引しました。
 
参考:翻訳家の鼓直さん死去 マルケス「百年の孤独」翻訳

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2019.05.09

第50回大宅壮一ノンフィクション賞 ノミネート作品発表

4月24日、第50回「大宅壮一ノンフィクション賞」の候補作が発表されました。「大宅壮一ノンフィクション賞」はジャーナリスト・大宅壮一の活動を記念し昭和45年に設立。今回は安田峰俊著『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)、河合香織『選べなかった命』(文藝春秋)、先崎学『うつ病九段』(文藝春秋)、旗手啓介『告白』(講談社)、松本創『軌道』(東洋経済新報社)の5作品がノミネートされました。5月15日に選考委員会が開かれ、受賞作が決定します。

参考:PR TIMES「『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』安田峰俊 著、第50回「大宅壮一ノンフィクション賞」ノミネート!」

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2019.05.02

第16回坊っちゃん文学賞 「ショートショート」公募へ

夏目漱石「坊っちゃん」の舞台・松山市が創設した文学賞「坊っちゃん文学賞」。第16回となる今回からは「ショートショート」作品を募集します。9月30日(月)までに公式サイトから応募可能です。
 
公式サイトはこちら
 

参考:ダヴィンチ・ニュース「ショートショートの文学賞にリニューアル! 数々の名作を生んだ「坊ちゃん文学賞」が作品募集開始」

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2019.04.25

第16回本屋大賞に「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこが受賞

全国の書店員が一番売りたい本を投票によって決める第16回本屋大賞が発表され、瀬尾まいこさんの長編小説「そして、バトンは渡された」(文芸春秋)に決定しました。受賞作は、幼くして母を亡くし、血縁のない大人たちに育てられた女子高校生の成長物語。瀬尾さんは2001年に「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を、05年に「幸福な食卓」で吉川英治文学新人賞を受賞しています。
 
参考:朝日新聞「本屋大賞に瀬尾まいこさん「そして、バトンは渡された」

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2019.04.10

「ノーベル文学賞」が今秋復活。2018年分とあわせて10月に2年分発表

ノーベル賞の運営団体・ノーベル財団は、ノーベル文学賞について、2019年10月に、2018年の分とあわせて2年分の受賞者を発表すると表明しました。文学賞は、スキャンダルにより2018年に発表が見送られていました。

参考:FNN PRIME「「ノーベル文学賞」今秋復活へ 2018年分とあわせて10月に発表

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2019.03.13